姿勢が悪いと体調も悪くなる!?今すぐ姿勢を改善する方法

こんにちは!治療家一筋13年、延べ施術人数32,000人、世の中から肩こりや腰痛をなくしたいと本気で考えている小村といいます。

「姿勢をよくしなさい」「もっと背筋を伸ばしなさい」このように、親や学校の先生から注意された経験は誰でも一度はあるんじゃないでしょうか。では、なぜ姿勢を良くした方がいいんでしょう?

もちろん姿勢が悪いと見た目がよくないという事もあるのですが、それだけでなく様々な身体の不調を引き起こす大きな一因にもなるからです。それは肩こりや腰痛だけでなく、内臓や精神面などにも悪い影響を与えます。

逆に言えば、姿勢を良くすることでそういった身体の不調の改善や予防にも繋がるという事です。

そこで今回は、悪い姿勢が身体に与えるデメリットや、今すぐできる姿勢の改善方法などをお伝えしていきたいと思います。

ぜひ今日から実践してみて下さいね。

 

1.悪い姿勢の代表例と姿勢が悪くなる原因

まずは自分がどんなふうに姿勢が悪いのかをしっていただくために、特に多くみられる悪い姿勢の代表例と、簡易的ですがセルフチェック方法をお伝えします。

簡単にできるのでぜひ試してみて下さい。

1-1 特に多い3つの悪い姿勢

1-1-1 頭が前に出ている

 

肩や腰の位置と比べて、頭が前に出てしまっている姿勢です。これはデスクワークが多い方や、最近ではスマホをよく見る方に多くみられる姿勢です。

1-1-2 猫背

こちらはよく聞くと思いますが、背中が丸くなってしまっている姿勢です。

上の写真でわかるように、背中が丸くなってしまう事によって、頭の位置も前になってしまう事も特徴です。またお腹も出ている様に見えてしまいますね。

猫背は、普段の生活の中で背中が丸くなる動作や姿勢が多い方がなりやすいと思われるので、デスクワークやスマホをよく見る人、椅子に浅く座って背もたれにもたれる座り方をよくするという人は注意が必要です。

1-1-3 腰が反ってしまっている(反り腰)

これは一見すると良い姿勢に見えると思いますが、実は骨盤が前に傾きすぎて腰が反りすぎている状態です。少し長い時間立っているだけで腰が痛くなるという方は、この姿勢になっている可能性が高いです。

1-2 セルフチェック方法

まず壁の前30㎝ぐらいにできるだけ力を抜いて普段通りの姿勢で立ちます。そこから少しずつ後ろに下がっていき、頭・背中・お尻のどの部分が一番最初にあたるかを試してみて下さい。

ちなみに、右の写真の様に頭・背中・お尻が同時につき腰と壁の間に片手がギリギリ入るぐらいのスペースがあるとばっちり良い姿勢と言えます。

  • 背中とお尻は同時につくが頭はつかない⇒頭が前に出ている
  • 背中だけが最初につく⇒猫背
  • お尻だけが最初につく・すべて同時につくが腰と壁の間に片手を入れても余裕があるぐらい隙間がある⇒反り腰

1-3 姿勢が悪くなる原因

ではなぜこの様に姿勢が悪くなってしまうのでしょうか?もちろん全ての人が同じ原因でなるとは言えませんが、誰でも共通していて最も大きな要因は普段の生活習慣です。

  • デスクワークや車の運転など長時間同じ姿勢が多い
  • 椅子に浅く座って背もたれにもたれる事が多い
  • 足を組むことが多い
  • スマホを暇さえあればいじっている

このような人は注意が必要です。この様な生活習慣をしていると筋肉に本来不要な負担をかけることになり、それが一日二日ではなく何日も続く事でその生活習慣に合わせた筋肉の付き方になってしまいます。

そして、身体を支える役目をしているのは筋肉ですから、立った時の姿勢も悪くなってしまうのです。

 

2.悪い姿勢が身体に及ぼす悪影響とは?

最近では若い方でも姿勢の悪い方は多くみられます。ただ若い時は姿勢が悪くても何も身体の不調を感じ無いという人も多いかもしれません。

だからといってそのままでいいかというとそういう訳ではありません。悪い姿勢は確実に身体に悪影響を及ぼします。

では、具体的にどういった影響があるのか見ていきましょう。

2-1肩コリ

人間の頭はどれぐらいの重さがあるかご存知ですか?成人であれば体重の8~13%(10%前後)と言われていますから、大体6kgぐらいの重さがあります。

意外と重たいですよね。ですが、正常な姿勢であれば頭がこれだけ重たくても、最小限の負担で支えられるような構造に人間の身体はできています。

しかし、頭が前に出ていたり猫背になっていると、首や肩や背中の筋肉で頭を支えなければいけなくなるため、関節に負担がかかったり、常に筋肉が緊張した状態になり疲労してしまいます。

そして、その状態が続いてしまうと筋肉が固くなってしまい肩や首のコリや痛みといったものが出てしまいます。

2-2腰痛

腰は頭よりかなり重たい上半身の重さを支えています。ですが、頭の重さと同じように正常な姿勢の状態であれば、最小限の負担で支えられる構造になっています。

これが猫背や反り腰の様に姿勢の状態が崩れていると、常に余計な負担が腰の筋肉や関節などにかかってしまうため、腰痛につながってしまいます。

2-3悪い姿勢は内臓にもよくない

姿勢が悪い状態になると、内臓の位置がずれてしまったり圧迫されしまったりして内臓にも負担がかかってしまいます。

負担がかかり続けてしまうと、内臓の正常な働きをしづらくなってしまうため、消化や吸収がうまくできなくなり、胸やけや便秘などを助長してしまいます。

また、血流の悪さや代謝の低下などにもつながってきます。血流は体温調節、代謝の低下は脂肪燃焼の効果に関わってくるので、冷え性や肥満や太りやすい体質になったりという事も考えられます。

内臓の働き、血流や代謝の低下などは年齢を重ねていく程低下していきます。姿勢の悪さは、これらの事に拍車をかける要因になってしまいます。

健康な状態をできるだけ保つためにも、日常的に姿勢をよくしていきましょう。

2-4悪い姿勢はココロの状態にもよくない

悪い姿勢の状態は、肉体的な面だけでなく、精神的な面にも影響を及ぼすことがあります。姿勢が悪くなり筋肉が緊張した状態が続くと、就寝時に横になっても力が抜けずに緊張した状態が続いてしまいます。

すると寝つきが悪くなったり、熟睡できなくなったりし、場合によっては不眠症など睡眠障害につながる可能性もあります。睡眠の質が悪くなると、朝起きても疲れがとれにくく、自律神経のバランスも崩しやすくなるため、精神的なストレスに繋がってしまいます。

更に、姿勢は呼吸にも大きく関係します。姿勢が悪いと、呼吸をする時に肋骨・横隔膜・呼吸筋をうまく働かせる事ができず、十分に空気の出し入れをする事ができなくなり、常に呼吸が浅くなってしまいます。

背中を丸めた状態と、背筋をしっかり伸ばした状態で大きく息を吸い込んでみて下さい。背筋をしっかり伸ばした状態の方が大きく息が吸える事が実感できると思います。

この様に呼吸が浅くなってしまうと、脳にかかせない3つの栄養(糖・酸素・刺激)の内の酸素を取り込む量も少なくなってしまうため、脳内の神経を伝達する物質の働きが抑えられてしまい、精神的な不安に繋がってしまいます。

 

3.良い姿勢を手に入れる方法

悪い姿勢は頭が前に出ていたり、猫背になっていたりと悪い姿勢はどういうものかわかりやすかったと思います。そしてこれまでお伝えしてきたように、姿勢が悪いと身体に様々な悪影響を与えてしまう事もお分かりいただけてと思います。

では逆に良い姿勢ってどんな姿勢なんでしょう。ここでは、良い姿勢とはどんな姿勢か、そして簡単にできる良い姿勢をとる方法をお伝えします。

3-1良い姿勢ってどんな姿勢?

3-1-1座った時の姿勢

写真の様に、耳の穴・肩の先(肩峰)・太ももの付け根(大転子)が一直線上に並んでいる状態が、座っている時の良い姿勢です。

座った時の間違った姿勢として多いのは、以下の様な足を組んだ姿勢や、頭や肩が前に出すぎている姿勢、浅く座って背もたれにもたれている状態です。

 

もし自分に心当たりがあるなら、ぜひ今日から良い姿勢を意識してください。

3-1-2立った時の姿勢

立った時の姿勢は、正面から見た場合は➀眉間②顎③胸骨柄④お臍⑤両ひざの中間点⑥両足首の中間点が一直線上に並んでいる事。

また側面から見た場合は、①耳の穴②肩の先(肩峰)③太ももの付け根(大転子)④膝の骨(腓骨頭)の少し前⑤足首が一直線上に並んでいる事が、正常な姿勢の状態です。

正面と側面どちらも大事なのですが、普段意識するのは側面から見た時に良い姿勢の状態を意識されるのがいいと思います。

3-2今すぐできる姿勢矯正法

正常な姿勢がどんな姿勢なのかイメージできましたか?でも、「良い姿勢を取っていると逆にしんどい」「自分が正しく姿勢がとれているかわからない」という方もいらっしゃるかもしれません。

それは、今まで姿勢が崩れていたために本来姿勢を支えるための筋肉が正しく使えていなかったという事なので、ある程度仕方のない事なのですが、そんな方のために簡単に正しく良い姿勢が取れる方法をご紹介します。

※この方法で良い姿勢をとって、もしどこかに痛みが出る場合は、無理にこの姿勢を取る事はやめて下さい。そしてまずは治療に行かれることをおすすめします。

3-2-1座った時の場合

まずタオルを縦に半分に折って、ぐるぐると固めに丸めたものを使います。同じようなサイズであれば他の物でも構いません。

次に座る時に、お尻(矢印の部分)が背もたれに付くぐらい深く椅子に座るようにします。

その状態で先程用意した丸めたタオルを、腰の写真の位置に背もたれの間に挟んで軽くもたれるだけです。

この座り方をすれば、意識しなくてもいい姿勢がとれますし、何もなしでやるより楽にいい姿勢がとれるようになります。

3-2-2立った時の場合

立っている時はもっと簡単です。まず椅子に座って上記にあるように良い姿勢をとってください。

そしてそのままの姿勢で、椅子の浅い位置まで移動していき、そこからできるだけ上半身は前に倒さずに立ち上がってください。

これだけで、正常な姿勢の立ち方になります。後はその状態のイメージを保ってもらえれば大丈夫ですし、崩れてるなと感じた時は一度座って姿勢を作り直せば簡単にできると思います。

4.良い姿勢になる事で身体もココロも健康に

良い姿勢がどんな姿勢かイメージできましたか?良い姿勢はカラダとココロを健康な状態に導いてくれ、生活の質の改善の手助けになるはずです。

では具体的にどういった事が期待できるのか見てみましょう。

4-1.肩こりや腰痛の改善・予防

姿勢が悪いと肩こり・腰痛になりやすいという事は、逆もまたしかりです。つまり、良い姿勢を習慣づける事で身体に無駄な負担がかかりにくくなり、肩こりや腰痛の改善や予防にもつながります。

デスクワークで肩こりがひどい方は、肩こりが改善されるとより仕事に集中できるようになるでしょう。また腰が痛くて運動ができなかった人も、腰痛が改善されれば思いっきり運動を楽しめるようになります。

4-2便秘や冷え性の改善

良い姿勢は内臓の不調の改善にもつながります。姿勢がよくなる事で、内臓にかかっていた不要な負担もなくなる為、消化吸収も正常にできるようになり、腸の運動も活発になり便秘などの解消にも期待できます。

また、基礎代謝の向上や血流の改善も期待できるので、冷え性の改善・ダイエットや太りにくい体質をつくることにもつながるでしょう。

4-3質の高い睡眠や呼吸が深くできるようになる

良い姿勢が習慣づいてくると、筋肉の不要な緊張がなくなってきます。そうすると、ベッドで横になった時に身体がリラックスできるので、寝つきが良くなったり熟睡できるようになります。

さらに、呼吸がしやすくなります。質の高い睡眠や呼吸が深くなる事は、自律神経のバランスを良くすることになるので、精神面での不安やイライラの解消にもつながるはずです。

4-4スポーツ障害の予防やパフォーマンスの向上

筋肉の不要な緊張が無くなるという事は、身体をバランスよく動かしやすくなるという事にもつながります。つまり、スポーツ障害の予防やパフォーマンスの向上になるという事です。

またスポーツだけでなく、健康の為に行うような適度な運動(ストレッチやウォーキングなど)の効果もさらに高まる事も期待できます。

4-5見た目にも大きなメリットが

見た目にも変化が出る人も少なくありません。

良い姿勢で呼吸する事で、胸周りの筋肉やお腹周りの筋肉をより使う様になるので、女性であればくびれができたりバストやヒップアップ、男性であれば全体的にスリムで引き締まったように見えるようになる方もいます。

身長にも変化が出る方もいます。これまで私がみさせていただいた患者さんの中で、最大2㎝高くなった方もいらっしゃいます。

もちろんこれは実際の身長が伸びたわけではなく、正常な身長に戻ったということです。

5.まとめ

姿勢がどれだけ身体に与える影響が大きいかお分かりいただけたでしょうか。

もちろん姿勢の問題だけで様々な身体の不調が出ているわけではないですが、大きな要因になっている事は確かです。

そして日々の生活習慣の中で悪いクセがついた姿勢を改善する為には、やはり日々の生活習慣の中で意識して正しい姿勢をとり正しいクセをつけていくことがとても重要です。

良い姿勢になる事で身体に悪い事なんて1つもありません。むしろ良い事だらけです。

ぜひ自分の今の姿勢と正しい姿勢を理解して、まずは意識するところから取り組んでみて下さい。

最後までお読み頂きありがとうございます、感謝いたします。

 

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