足のしびれの原因は?病気を疑うしびれの見極め方と対処法

こんにちわ!治療家一筋13年、整体院院長の小村です。

足のしびれ、ジンジンしたりビリビリしたり感じ方は人それぞれですが、気持ちのいい物ではないですよね。

正座をしているとしびれたり、何もしていなくてもしびれたり、色んなしびれ方がありますが、痛みなどと比べて生活に支障をきたす程になる事は多くはありません。

ですからそのまま様子を見る方も多いと思います。ですが、足のしびれがあるという事は体に異常があるという事です。

もちろん様子を見ても問題ないしびれもありますが、しびれ方や程度によっては身体の問題が原因になっている場合も考えられます。

そこで今回は、様子を見ていいしびれと身体の問題が疑われるしびれの見極め方と対処法、そしてどういった問題が考えられるのかをお伝えしていきます。

1そもそもなぜしびれるの?

足のしびれというと感覚的にどういうものかはわかると思いますが、なぜしびれがでるのかはご存知ですか?

細かく言うと多くの原因が考えられますが、一般的に起こるしびれの原因は大きく分けて2つあります。

1-1神経が圧迫される

1つは神経が圧迫されることによるものです。

神経は全身に巡っていますが、どこかで圧迫され続けてしまうと、そこから先の神経が走っている部分がしびれてしまいます。例えば、膝裏を圧迫し続けるとふくらはぎや足先がしびれてしまうという感じです。

1-2血流が悪くなる

もう1つは血管が圧迫されたりする事によって、血流が悪くなってしまう事です。

血管が圧迫されたりして血流が悪くなってしまうと、神経への血流も悪くなってしまうため、感覚の異常が起きてしびれが出てしまいます。

2様子をみてもいいしびれ

神経が圧迫されたり血流が悪くなるとしびれが出てしまう訳ですが、様子をみても問題ないしびれもあります。

  • 長時間・長距離歩いた後に足がしびれる
  • 正座や椅子に長時間座っていいてしびれる
  • 不自然な姿勢で寝ていておきたらしびれている

例えばこのような場合はしびれている間はつらいですが、基本的にすぐ治まるものなので問題ありません。

2-1こんな場合は要注意

逆に、なにか体に問題がある事が疑われる、または体に問題が起こる前触れとしてしびれが起こっている場合もあります。

  • 片足にだけしびれがある
  • 何もしていないのに急にしびれが出てすぐ治まる
  • 足を触ると薄皮一枚はさんだ様な感覚の鈍さがある
  • 常に両足ともしびれている

この様に、常にしびれていたり感覚がいつもと違う、また何もしていないのにしびれが出てくるような場合は、体に問題がある可能性があるので、できるだけ早く専門家に相談する事をおすすめします。

3病気を疑うべき足のしびれは?

では、注意が必要な足のしびれが起こった場合どのような身体の問題が疑われるのか、4つの足のしびれ方にわけてみていきましょう。

3-1足のしびれがきつく腰痛もある

足のしびれに腰痛も伴っている場合は、腰椎椎間板ヘルニア(ようついついかんばんへるにあ)脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)が原因になっている可能性があります。

両方とも片足に出る場合が多いですが、両足に出る事もあります。またしびれる範囲は、お尻から膝までしびれや痛みが出る事が多いです。

3-1-1腰椎椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアは、背骨の一つ一つの骨(椎骨)の間にあるクッション(椎間板)が飛び出してしまい、神経を圧迫する事によって足にしびれや腰痛が出る事があります。

詳しくはこちらの記事にまとめていますので参考にしてみて下さい。

3-1-2脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症は、背骨が変形したりずれたりする事によって神経が通る空間(脊柱管)が狭くなってしまい、神経を圧迫する事によって、足のしびれや腰痛が出る事があります。

特に、少し歩くと足のしびれや痛みがきつくなり、座ったり腰をかがめて少し休むとましになる、という間欠性跛行(かんけつせいはこう)という症状がよくみられます。

3-2太ももの外側がしびれる

主に太ももの中央から外側がしびれるという場合は、太ももの外側を通っている大腿外側皮神経(だいたいがいそくひしんけい)が疑われます。

3-2-1大腿外側皮神経障害

これは、腰から太ももの外側を通っている神経が足の付け根あたりで圧迫などの障害を受けていまい、その先通っている太ももの外側にしびれが出る事があります。

ベルトやコルセットの締め付け過ぎや、肥満や妊娠などによって足の付け根が圧迫される事によって起こる事が多く、症状としてはしびれの他に、灼けるような灼熱感が出る事もあります。

3-3足首から足先だけがしびれる

この場合は、内くるぶし付近にある神経や血管が通るトンネルである足根管(そくこんかん)で神経が圧迫などの障害を受けて、足裏や足先にしびれが起こる事があります。

3-3-1足根管症候群(そくこんかんしょうこうぐん)

スポーツでの足首の捻挫や骨折、また静脈瘤(じょうみゃくりゅう)などによって足根管が窮屈になり神経が圧迫されて、しびれがおこります。

3-4両足がしびれる

両足がしびれる、特にふくらはぎの下半分から足先にかけてがしびれる場合は、内科的な問題や心因性のものが原因でしびれが出る場合があります。

3-4-1内科的な問題

特に糖尿病の場合は、血液中のコントロールがうまくいかなかったり、高血糖により毛細血管の血流が悪くなったりして、神経に必要な酸素や栄養が不足ししびれが起こる場合があります。

両足の足首あたりから足先にしびれが出る事が多く、両手に同じようなしびれが出る事もあります。

3-4-2ストレスなど心因性の問題

ストレスや不安などの状態が長く続くと、呼吸が浅くなったり自律神経のバランスが乱れたりして、様々な症状の1つとして足のしびれが起こる事があります。

3-5しびれを治療するにはどこに行くべき?

腰痛を伴う足のしびれや片足にばかりしびれ出る場合は筋肉や骨格の問題が疑われるので、整形外科や治療院で治療する事ができます。

両足にしびれが出る場合は内科的な問題も疑われるので、内科でみてもらう事も一つのポイントです。

ただし、これは一つの判断基準です。これまでお伝えしてきたしびれの出かたによって考えられる身体の問題も、あくまで代表的なものです。

例えば片足にだけしびれが続いていたとしても、1つの問題がしびれの原因になっているわけではなく、様々な問題が絡み合っている場合も多くあります。

なのでこれまでお伝えしたようなしびれがあれば、できるだけ早めに専門家へ相談してみる事をおすすめします。

4病気が原因の足のしびれを予防するには

この様に、問題がありそうなしびれが出たら治療する事も大切ですが、そもそもしびれが出ない事が一番いいですよね。

ではしびれが出ないようにするには何を気を付ければいいのかも見ていきましょう。

4-1普段の生活習慣を気を付けるのが一番

しびれを出さないようにするには、神経を圧迫しないようにする事と血流を悪くしないようにする事です。その為には、生活習慣を気を付ける事が一番大事です。

例えば、

  • 同じ姿勢が長時間続くときは、定期的に体を動かす
  • 暴飲暴食をせず、適度な運動を心掛ける
  • 締め付けがきつい下着や衣服などはできるだけ避ける
  • 体を冷やさない様に気を付ける
  • 喫煙はほどほどにする

この様な事を気を付けるだけで、予防には効果的です。

5まとめ

今回は足のしびれの原因、そして問題ないしびれと問題が疑われるしびれの違いなどをお伝えしてきました。

一時的なしびれであればほとんど問題はないですが、しびれている状態が続いていたり、今回お伝えしたようなしびれ方をしている場合は、体に問題がある可能性があります。

生まれつきや怪我などでなければ、今の身体の状態を作っているのはこれまでの生活習慣です。

問題がある場合は、治療する事も大切ですが生活習慣も少しづつ改善していきましょう。

豆知識:正座した時の足のしびれを回避する方法

正座を長時間すると足がしびれてこないですか?自宅などであれば、少し足を崩して休めば基本的にはしびれはひいていくと思います。

でも目上の人と同席する食事会や冠婚葬祭など、どうしても正座をしなければいけない状況で、しびれたからといって足をなかなか崩せない時ってありますよね。

そもそも正座をして足がしびれるのは、足をたたんで座った時に体重が足にかかって圧迫されるために血流が悪くなるからです。

特に下の写真の様に、両足の甲が床にペッタリついた状態で座ると、足首が伸びた状態で体重も両足にかかる為しびれやすくなります。

ですから、少し踵を外側に向けて一方の足の指か足の甲をもう一方の足の裏に重ねるようにして座るようにして下さい。少し両膝の間隔をあけて座るとやりやすいと思います。

足の指か足の甲か、重ね方の深い浅いは実際にやってみてあなたのしっくりくる感じで大丈夫です。

そして、重ねている足の上下を入れ替える事で、足にかかる負担を片方ずつに分散する事ができるのでしびれを防ぐことができます。さらに足の指をちょこちょこと動かしておけばより効果的です。

簡単にできるので是非試してみて下さいね。

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